「行政書士試験には過去問の勉強が必要なのはわかるけどどうやって勉強すればいいかわからない」
そういう人は多いと思いますし、私も受験生のときはそうでした。
とはいえ
- 過去問を何年分解けばいいのかわからない
- 過去問の勉強はなぜ大事なのか
という方も多いと思います。
具体的には
- 行政書士の過去問は何年分解けばいいのか
- 過去問を解くことの重要性
- 過去問はいつから解いたらいいのか
について重要なポイントだけをご紹介します。
2分くらいで読めますし、行政書士試験の勉強が効率よく進む可能性が高いのでまずはご一読を!
行政書士の過去問は何年分解けばいいのか
過去問は10年分は解くようにして下さい。行政書士試験は、過去問の焼き直しが繰り返し出題されます。
しかし全く同じ問題が出題されるわけではなく、角度を変えて「似たような問題」として出されます。
10年分の問題を解くことでさまざま問題パターンに触れることができるようになり、知識をどのように使い解答すればいいかがわかるようになります。
どのタイプの過去問集を解けばいいか
行政書士の過去問集には年度別と分野別の問題集があります。
年度別の問題集は出題年度ごとに編集されているのに対し、分野別問題集は科目ごとに分けてさらに同じ科目の中で分野別にまとめたものです。
分野別の問題集を使って勉強すると同じ分野を集中することで、効率よく出題パターンをマスターできます。
年代別の過去問を使うと知識が散漫になってしまい、なかなか整理して頭に入れることができません。
過去問を解くことの重要性
過去問を解くことによって得られることはたくさんあります。
過去問は出題者からのメッセージ
行政書士試験の出題範囲は非常に広いです。そのためやるべき点を絞って、勉強しないと泥沼にはまってしまい合格まで回り道をしてしまうことになります。
そのやるべき点を絞り的を外さないようにするためには過去問を解くことがベストなのです。過去問は出題者が広い出題範囲の中から「ここの部分だけは勉強して欲しい」いうメッセージなのです。
過去問を解けば、自然に試験に本当に必要な知識だけを効率よく吸収することができます。
苦手分野を認識できる
過去問を解いていくと何度解いても間違える問題があります。そういう問題は自分の苦手分野や弱点である可能性が高いです。
そういう問題はできるまで繰り返し解いて徹底してつぶさなければなりません。またテキストや参考書を使って知識に誤りがないかていねいにチェックする必要があります。
こういう問題はどんどんストックしていき、本試験の直前には集中して解くよにすると本試験でも大きな力を発揮します。
過去問を解く際のポイント
過去問を解くにしてもただ漫然と解いているだけではなななか効率の良い勉強ができません。過去問を解く際のポイントは以下のようになります。
- 解説を読んで理解できるようにする
- 何度も繰り返し解く
解説を読んで理解できるようにする
過去問は解いて正解できればそれで終わりということではありません。
多くの受験生はこれで終わりにしてしまいます。そういう勉強のやり方だと知識や理解が浅いものになってしまい、本試験で同じ知識を角度を変えて問われても正解することができません。
そういうふうになるのを防ぐためには、肢単位で解説を読み込み正誤が見極められるようにしなければなりません。最終的には正誤の理由を説明できるようになるのが目標です。
できるようになるなるまで解く
過去問は本試験直前に力試しに解く受験生がいます。
しかし、もしその時に合格レベルに達していなかった、らそこから実力を付けるのは並大抵のことではありません。
そうではなく、過去問は合格に必要な知識を仕入れ解法パターンを学ぶために使うのです。そして知識を仕入れるためには一度だけではなく、何度も繰り返し解かなければなりません。
過去問をいつから解いたらいいのか
行政書士試験の勉強には大きく分けて、知識のインプットとアウトプットになります。過去問を解くのはアウトプットになります。
アウトプットの勉強というとインプットの勉強が終わった後にするものというイメージがあるかもしれません。
しかし、過去問の学習はインプットの学習の復習として行うのが理想です。インプットした知識をどのように使うのかをマスターするために過去問の学習をするのです。
まとめ
ここまで
- 行政書士の過去問は何年分解けばいいのか
- 過去問を解くことの重要性
- 過去問はいつから解いたらいいのか
について書いてきました。
行政書士試験では過去問の学習は避けて通るこができません。試験当日にやるべきことは当たり前ですが、100%問題を解くことです。全てアウトプットの作業です。
そうであれば普段の勉強もアウトプットの勉強つまり過去問を解くことを中心にしたほうがいいことがわかります。