宅建士の試験に向けて勉強をスタートさせようと考えている人にとって、試験がいつ行われるかのスケジュールは重要です。
とはいえ、
- 申込期間はいつ?
- 受験料はいくら?
- 試験日はいつ?
という方も多いと思います。
そこでこの記事では、そんな宅建試験のスケジュールに関する疑問について、宅建試験アドバイザーの観点から解説します。
具体的には
宅建士の試験はいつ?2020年のスケジュール
宅建士試験は毎年決まったスケジュールで行われます。正式なスケジュールは6月の官報で発表されますが。例年通りだとすると2020年は以下のようになると思われます。
実施公告
毎年、6月の第1金曜日に、官報に「実施公告」が掲載されます。この時点で正式な申込期間、試験日などの概要を確認できます。
この公告は、「 不動産適正取引推進機構」のホームページにも掲載されます。
2020年は6月5日(金)の予定です。
試験案内(申込書)の配布
「試験案内」には、受験申込みを郵送でする場合に必要な「申込書」が一緒に添付されています。そのため、試験申込みを郵送でする場合は、必ず入手する必要があります。
「試験案内」の配布場所は、各都道府県の宅地建物取引業協会、担当の役所、大型書店などです。
詳しくは「一般財団法人 不動産適正取引推進機構」のホームページに配布場所が掲載されていますので自分の最寄りの配布場所を確認して下さい。
2020年は7月1日(水)~7月31日(金)の予定です。
受験申込み
郵送、またはインターネットで申し込むことができます。
それぞれの方法で、申込期間が異なるので注意が必要です。
2020年は以下の予定です。「
郵送: 7月1日(水)~7月31日(金)まで(当日消印有効)
先に書いたように郵送申込みの場合は、「試験案内(申込書)」の入手が必要になります。
受験申込書への記入や、受験手数料の支払い手続きなどが必要ですので、早めに入手して下さい。
申込み期間が1ヶ月と長いためか、先延ばしにしてしまい直前になってあわてて受験申し込みをする人が例年たくさんいるので注意が必要です。
また、郵送申込みについては、郵便局の郵便窓口から簡易書留で郵送という形式での申込みになります。本局以外の郵便局は営業時間が平日17時までですから注意が必要です。
インターネット:7月1日(水)9:30~7月15日頃(水)21:59まで
インターネット申込みは24時間利用可能で手軽に利用できるのがメリットです。
しかし郵送の場合に比べ、利用できる期間が短かく、例年申込み期間を過ぎてしまい郵送での申込みに切り替える人が多数います。
いつでもできると思うと人間はついつい先延ばしにしがちです。早めに申込みをしましょう。
試験日
宅建士の試験は、毎年10月の第3日曜日に実施されます。
2020年は、10月18日になる予定です。
試験時間は、13時から15時までの2時間です。12時30分に受験に関する注意事項の説明が始まります。
登録講習修了者で、5点免除申請をした場合は13時10分から15時までの1時間50です。
合格発表
合格発表は、例年12月の第1水曜日、または11月の最終水曜日に行われます。
2020年は、12月2日または11月25日の予定です。
発表は、都道府県ごとに、試験案内に記載された場所に合格者の受験番号などを掲示して行います。
また、「不動産適正取引推進機構」のホームページにも掲載されます。
同時に合格者に対して、「不動産適正取引推進機構」から簡易書留で合格証書が発送されます。
なお、不合格者に対する、結果通知はありません。
願書配布期間 | 2020年 7/1(水)~7/31(金) |
受験資格 | 誰でも受けることができます |
受験料 | 7,000円 |
申込期間 | インターネットの場合 7/1(水)~7/15頃(水)
郵送の場合7/1(水)~7/31(金)当日消印有効 |
試験会場 | 全国47都道府県 |
試験会場通知の送付 | 8月下旬に郵送で送付 |
受験票の送付 | 10月上旬に送付 |
試験日 | 10/18(日) 13時~15時 ※5点免除申請者は13時10分~15時 |
合格発表 | 12/2(水)または11/25(水) |
まとめ
どんな試験でも合格するためには、勉強をしなければなりません。そのためにはまずどのようなスケジュールで試験が行われるのかを確認するところから始まります。
そして試験日から逆算してどれくらいの勉強時間が確保できるかを知ることが必要です。
これらのことは宅建試験であっても同じです。宅建試験の合格に必要な勉強時間は一般的に300~400時間と言われています。
試験まで余裕があるとしても突発的なトラブルに巻き込まれることもありますから、なるべく早めに勉強を開始できればそれに越したことはありません。