宅建士試験

宅建は簡単な試験?簡単といわれる4つの理由をまとめてみた

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ネットには、「宅建に1カ月で合格した」「宅建は簡単な試験だ」という声があふれています。だったら自分も挑戦しようと考える人も多いでしょう。私もそういう人をよく目にします。

とはいえ、

  • そもそも宅建は、本当に簡単な試験なの?
  • 合格率はどれくらい?

と疑問に思う方も多いと思います。

そこでこの記事では、宅建が簡単のかという疑問について、宅建アドバイザーの観点から解説します。

具体的には、

  • 宅建が簡単な試験か
  • 宅建が簡単だといわれる4つの理由
  • 宅建の合格率

の順番に重要なポイントだけをご紹介します。

2分くらいで読めますし、宅建の試験が難易度がどのようなものかわかる可能性が高いので、まずはご一読を!

宅建は簡単な試験ではない

結論からいうと宅建は簡単な試験とはいえないでしょう。しかし、最終合格まで数年を要するような難しい試験でもありません。

きちんとした対策をすれば半年ほどで合格できる試験です。逆にいえば、数週間ほどの付け焼刃の勉強で合格できるほど甘い試験ではありません。

宅建が簡単だといわれる4つの理由

特に理由がなく宅建は簡単と言われていますが、よく分析すると次のようなことが見えてきます。

  • 受験制限がない
  • 試験の傾向と対策とがかっきりしている
  • 他の試験と比較すると簡単
  • 解答方式が択一式

受験制限がない

宅建試験には、受験制限が一切ありません。年齢、性別、学歴、国籍等一切関係がなく誰でも受けることのできる試験です。

そうすると、「周りも受けているし、自分もとりあえず腕試しに受けてみるか」と考える人がたくさんいるわけです。

なんとなく「自分も受かるのではないか?」と感じ、それが宅建試験は簡単だという心理につながるのでしょう。

試験の傾向がはっきりしている

どのような試験でも、人間が作る以上傾向があります。受験する側は過去問を通して傾向をつかみそれにあわせて対策をします。

宅建試験の場合は、試験の内容がパターン化されていて、他の試験と比較してもその傾向がはっきりとしています。。過去問の焼き直しといえるよう問題が毎年繰り返し問われているため、10年ほどの過去問をしっかりとこなせば合格は十分可能になります。

すなわちその分対策も立てやすいのです。

他の試験と比較すると簡単

宅建は法律系の資格試験の登竜門と言われています。

宅建試験は、合格まで1000時間以上の勉強時間を必要とする難関の試験に比べれば、短時間で済みますし、期間も半年から1年あれば十分です。

2,3年かけて最終合格を目指す試験と比べれば簡単といえるでしょう。

解答方式が択一式

宅建試験はマークシート方式で、すべて解答を択一式で行います。他の資格試験位あるような記述式や論文形式のものはありません。

そうすると、心理的にはなんとなく簡単そうというふうに感じることになります。

宅建の合格率

宅建の試験が簡単かどうか、合格率という具体的な数値でみてみましょう。

宅建の合格率は、例年15%前後で推移しています。つまり10人受験しても合格する人は2人に満たないわけです。

合格率15%という数値をみれば、決して簡単とは言えない試験だということがわかると思います。

ただしこの合格率は実質的にはもう少し高いと思われます。

宅建の合格率について、詳しくはこちらをどうぞ

宅建の合格に必要な勉強時間

宅建の合格に必要な勉強時間はおおよそ300時間ほどと言われています。そうすると、理論上は1日10時間の勉強時間を確保できれば1か月間でも合格は可能ということになります。

しかし、大半の人は1日に10時間も勉強時間を確保できないと思われるので、1ヶ月で合格するのは現実的とはいえないでしょう。

実際には、1日あたり2~3時間の勉強時間で、4か月から6か月の勉強期間が必要になると見た方がいいと思います。

難化が予想される今後の宅建試験

今後の宅建試験は難化が予想されます。少なくともやさしくなることはないでしょう。

原因は以下の2つです。

  • 個数問題の増加
  • 受験層のレベルアップ

個数問題の増加

個数問題というのは、「この中で正しい選択肢はいくつあるか」という形式で問われる問題です。つまり問題の肢すべての正誤を解答させる問題です。

「正しいものはどれか」「誤っているものはどれか」という出題形式だと、ある程度肢の絞りこみができます。肢を2つまでに絞り込んで迷った場合、正答率は50パーセントになるわけです。

ところが個数問題だとそういうわけにいきません。全ての肢に正確な知識をもっていることが必要になります。難易度は必然的に高くなります。

受験者層のレベルアップ

受験者は年々増加する傾向にあります。金融業界関係者や法科大学院生で受験する人が増えたためだと思われます。そして、受験者の増加に伴って、受験者のレベルも上がっているように思われます。

特に法科大学院生は、権利関係(民法)については知識が豊富で高得点が可能です。

こういう事情により受験者のレベルが上がっているのだと思われます。

まとめ

ここまで

  • 宅建が簡単な試験か
  • 宅建が簡単だといわれる4つの理由
  • 宅建の合格率

について書いてきました。

宅建が簡単とまでいえる試験でないことがわかった思います。しかし、きちんとした対策をすれば合格できる試験です。

まず、試験から逆算してどれくらいの勉強時間が確保できるかを確認し、その上ですぐに勉強のスケジュールをたてましょう。

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